自衛隊関係者が「ヤバい」と絶句…北朝鮮の軍事パレードで“あってはならない光景”目撃
10/13(金)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2589a88afbade9d65c29184d2d8a23f9e8215bfe
実は陸自の「軽装甲機動車」に酷似した4輪装甲車が、3年前に北朝鮮の軍事パレードで目撃されていたのだ。
この事案について、ある自衛隊関係者は「あれはヤバい」と述べていた。
陸自の装甲車が北朝鮮に流出することは理論上あり得ない。
詳細は明らかになっていないが、一体何が起きたのか。筆者の見解を論じていきたい。
北朝鮮の話題に入る前に、まずは高機動車の海外流出問題について触れておく。
そこには、一部の解体業者の契約違反と自衛隊の管理体制の問題がある。
自衛隊の武器や車両など装備品には耐用年数が定められていて、その年数を迎えると不用決定され、
民間企業に売り払われる。その際、仕様書に転売禁止の旨と解体・処分の具体的な方法が明記される。
下図は、陸自の使用済み車両を売り払う仕様書だ。部品ごとに分解し、さらにその部品を細かく破砕して、
結果を写真入りで報告することを業者に指示している。
実際にここまで破砕してしまうと、いくら腕のいいレストアショップでも走行可能な状況に復元することはできない。
にもかかわらず、高機動車が海外に不正流出したのはなぜか。
それは一部の解体業者が使用済み車両を破断せず、虚偽の報告書を提出したからだろう。
そして、自衛隊側もそれを見抜けなかったからだと考えざるを得ない。
繰り返しになるが、陸自の軽装甲機動車に似た車両が閲兵式に登場したとき、
ある自衛隊関係者は「あれはヤバい。これまで自衛隊が手をつけられなかった売払品の
海外転売が問題になる日も近いだろう」と話していた。
それから歳月が流れ、関係者の話は「高機動車の海外流出問題」として現実のものとなった。

北朝鮮が軽装甲機動車をコピーしてたとは