>>468
インパールは牟田口がやりたがって、河辺が後押ししているけど、最初は東條も寺内も良い顔はしてないんだよ。
東條なんかは「インパール方面では攻勢に出るな」みたいなことも言ってる。
因みに、南方軍から最初に牟田口に降りてきた内容は「19年末に掛けてビルマ海岸方面からの両用戦か危惧されるから、
インパール方面の戦線を整理して予備兵力を作り出せ」って内容だったりする。

牟田口は18年に空挺浸透してきたウィンゲート・チンディットを合格点レベルの対応で殲滅しているから、自身の配下部隊の
損害は熟知していたはずなんだけどな。

で、ビルマ方面軍傘下では小畑参謀長が「無理だからヤメロ」って強硬に反対していて(何しろ小畑参謀長は兵站の権威)、
それを牟田口が首飛ばす形でインパール作戦を強行しているんだな。

>>485
因みに大正時代の陸士だと、ピアノ教育なんかやってたりして、情操教育には結構熱心だったり。
海兵でも永野修身が校長時代には「自身でよく思考して実践してみる」なんて教育を推進していて、
その辺で井上成美と対立が有ったりするからな。

寧ろ校長の考え方によって極端に教育方針がブレてるくさいのが問題かも。