昭和14年1月7日の航空本部長から艦政本部長宛の航本機密81号「航空母艦艤装に関する件照会」の
艦橋と煙突を右舷側にまとめ、艦橋は艦首より飛行甲板全長の1/3付近煙突はその後方に…との通達の理由の一つに

逆着艦は未だ必要に迫られて実施したことがなく、戦時、特殊の場合に実施されるものであって、このために特に平時の不利を我慢することは得策ではない。また、この場合艦橋が艦首より1/3付近にあっても実施できるのではないかと考えられる

と記載されているのでこの時点(昭和14年)では一応戦時の逆着艦(艦首方向からの着艦)は考慮され当時建造された空母にはそれ用の艤装も施されてるけど
その後の艦載機の高速/大重量化で着艦距離が伸びて日本海軍では艦首方向からの着艦は考慮されなくなった…って事じゃないだろか?