ウクライナ側の分析
23/10/29

・ウクライナからの三方面攻勢は秋の到来でどういう状況なのか
・ウクライナはロシアの防御ラインを完全には突破できていない
・トクマク、ベルジャンシク、ワリリフカまでたどり着けていない
・ウクライナは地雷原や空爆、装備の不足、軍隊の消耗、なによりワシントンからの不確かな指令で制限
・これら方面においての作戦は一巡したという共通の見方
・特に南部においては今後も非常にゆっくりとした局地的なものにとどまる可能性は高い
・南部の突撃旅団が休んでいる間、焦点はアヴディウカとクピャンスクに移るだろう
・ウクライナにはまだ予備兵力は残っているが、どにに配備するかは細心の注意が必要
・ロシア側はウクライナの予備兵力を吐き出させようとしている
・相変わらず航空機不足により、ウクライナ軍の前進は足かせ
・ロシアは地上防空範囲外から滑空爆弾で毎日攻撃している
・一方でベルジャンシクの空軍基地をATACMSで標的にしており、ロシアの空軍力は更に後方に後退
・前進を阻む地雷原と要塞問題は相変わらず
・地雷除去には時間がかかり、資材も訓練も足りない
・通常機能的大隊には何年もの準備期間が必要だが、現実のウクライナ軍は数週間で闘ってる
・ウクライナの現在はロボティネでの最小限の前進に限定
・西側支援の行き詰まりと軍の披露から、一時停止せざるを得ない
・10月からのロシアの攻勢は、ウクライナ側に呼び兵力の運用を強制させる試み
・アヴディウカへの敵の攻撃は民兵組織が中心だが、膨大な損失
・ロシアは少なくとも2024年春までにアヴディイウカに全力という分析
・そしてウクライナの予備兵力を使い果たすことを目標にしている