井戸の水位が2~5m前後低下 リニア新幹線トンネル掘削工事の影響 
工事現場での湧水は1日500㎥→2,000㎥へと急増 JR東海は調査継続へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/4439551faf47f770d42592a99549c35b1b6c69d6

長野県大鹿村で行われているリニア新幹線のトンネル工事で、
2022年4月以降、掘削に伴って出る水の量が増え、
周辺の井戸の水位が低下していたことがわかりました。

調査はJR東海が2022年度に実施したもので、
24日に県庁で開かれた環境影響評価の技術委員会で報告されました。

それによりますと、大鹿村では伊那山地(いなさんち)トンネルの工事に伴って出る1日当たりの湧水が、
それまで500立方メートルだったものが、22年4月以降は、1,500~2,000立方メートルへと急激に増加。

工事現場近くの2か所の井戸の1つで2.6メートル、
もう1つの井戸では5.2メートルそれぞれ水位が低下しました。

JR東海は工事によるものと認め、
周辺への影響を継続的に確認するとしました。