ロシアのドローンをハックして基地の場所特定、砲撃で爆破 ウクライナ
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7cd492c7f60b58d461383e7924bef114a27aa71
ウクライナの著名なドローン指揮官であるロベルト・ブロブディは、ヘルソン州で敵のドローンをつぶす方法のひとつを明かしている。ロシア側のドローンの映像を傍受し、それを利用して敵のドローン基地の場所を突き止める。その位置情報を第36海兵旅団の砲兵に伝え、ドローン基地を精密攻撃してもらう──というものだ。

ウクライナ軍の電子戦部隊は、傍受したロシア側のドローン映像を第36海兵旅団のドローン運用部隊に中継した。ドローン運用部隊は映像の送信先の位置を特定し、そのドローン発射地点と考えられる場所に偵察ドローンを飛ばす。「準備が行われている間、われわれは(偵察ドローンからの映像で)あたりを見回すことができる」とブロブディは語る。

ここでの「準備」とは砲撃のことだ。

第36海兵旅団のドローン運用部隊は偵察ドローンからの映像に、ロシア軍のFPVドローン基地だと確信する特徴を見つける。ブロブディが指示棒で示しながら説明しているところでは、ひとつは無線アンテナ、もうひとつは、アンテナとロシア軍のドローン操縦士の作業場とみられる建物をつなぐケーブルだ。

次に起こったのはキルチェーンの最後として当然のことだった。砲弾かロケットが撃ち込まれ、ロシア軍のFPVドローン基地は爆破される。