カクタクス航空隊の記録によればリード大尉が警報を出してから、ポートモレスビー・真珠湾を経由してガダルに警報が届くのに30分 それから日本機が飛行場上空に現れるまで約90分の猶予があった 航空隊が展開する前の8/18に荷上げされていた90mm高射砲が展開されて射撃を始める前は高度3000mで空襲していたが高射砲が発砲を開始した以降は7500mで日本軍は侵入する様になった 残念ながら一式陸攻の爆撃照準装置は7500mでの爆撃精度がなく、飛行場にたまに命中弾が出る程度になった事と航空機を警報で空中退避させたので地上で撃破される事がほぼ無くなった これは劣勢なカクタクスをどうしても無力化出来なかった理由の一つになる
迎撃高度はP400が4000m前後でこいつは高度性能が無かったので低空侵入する零戦を相手にした(同高度になれば強いのだけど、高度優位の零戦に被られると結構落とされる)がF4Fは8000mで待ち構えており、記録ではほぼ全ての空戦で高度優位を取っている
なので大塚論文はどうにもならない まぁ彼を弁護すると当時は今みたいに簡単に米軍のバトルレポート読めなかったので、無い資料の中から頑張って捻り出したんだろう
だから未だ存命だった中攻会から何言っとんじゃこのガキはみたいな事を言われちゃったんよ