もしP-38が片方エンジンを止めて旋回しようとすると実は重大な危険がある
初期の機体はどちらのエンジンが止まっても飛行困難にならないように左右のプロペラの回転方向を逆にしてたのだが
降下時のフラッター対策でプロペラの回転方向を逆に変更してしまった

そのせいでどちらか片方でも止めると急激に姿勢を崩し飛行困難になってしまう機体になっていた
エースパイロットのマクガイアは末期のフィリピンで日本機と戦いマニューバキルされたと言われているが
機体の特性が変化していたのを知らずに急旋回しようと片方のエンジンを絞って墜死したかも知れない