ユービーアイソフト ウクライナ スタジオの責任者であるオルガ センジュク氏は、シューティング ゲームXDefiantにおけるウクライナ語ローカライズの失敗について述べた。

彼女によると、キエフとオデッサにある Ubisoft のウクライナ オフィスは、 XDefiant でのウクライナ語ローカライズの促進に多大な労力を費やしてきた 。このゲームは、ウクライナ語に翻訳された最初の Ubisoft プロジェクトだ。しかし、ゲーム設定でウクライナ語を選択したプレイヤーの数が少なすぎることが判明した。

オルガは、今回の出来事の主な理由の一つは「英語学習の傾向」だったと考えている。 「言語に堪能で、より幅広いプレイヤーとコミュニケーションをとるために言語を選択する」人が増えている。

「私たちのローカリゼーションは、団結と支援の表れでした。現在のところ、他のゲームをウクライナ語にローカライズする予定はありません。」

センジュク氏はまた、ウクライナ市場の規模が小さいことと、海賊行為が蔓延しているため規模を決定することが難しいことにも言及した。彼女は、ウクライナのゲーム開発市場の規模を 3 億ドルと見積もった。

同時に、明らかな理由でXDefiantが無料なグローバルゲームであることと、英語ではなくロシア語をウクライナのユーザー達が選ぶ理由は触れなかった。

しかし、これはローカライズの失敗ですでに 2 回目だ。 1月、CDPRのマリア・ストレルチュク氏は、『 サイバーパンク2077』がウクライナ語でローカライズされたにもかかわらず、ウクライナ人の大多数はロシア語でプレイし続けていると報告していた。