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2024年5月に改正動員法が発効して本格的な追加動員が開始されたものの、ローテーションもなく無期限動員に等しいため所属部隊からの脱走が急増(2024年1月から9月までに5.1万人が脱走/この数字は2023年全体の2倍以上)し、権力乱用や闇ビジネスによる動員逃れも一向に無くならず、期待されたロシア軍の攻勢限界も訪れず、米大統領選を意識したクルスク侵攻の強行で戦線が拡大され、メディアの取材に応じる東部戦線の指揮官や兵士らは「増援のための予備戦力がクルスクに持っていかれた」を話すことが多い。

この状況についてNew York Timesは1日「ロシア軍は東部戦線で着実に勢力を伸ばし、米軍当局者らは『もう戦争は膠着状態ではない』『ウクライナにとってのウィークポイントは武器供給ではなく兵士不足だ』と結論づけている」と報じた。