枝野幸男 立憲民主党 埼玉5区 衆議院議員
@edanoyukio0531
#おはようございます枝野幸男です

円安が止まりません。
円安によって輸入価格が上昇した分は、最終的に消費者物価に転嫁されます。消費者が従来より多く支払った分は、国内の誰かを潤すのでなく、基本的に海外に流出します。
輸入原材料やエネルギーの値上がりでコストが上昇している分を、転嫁できずにかぶっている事業者も少なくありません。
デフレよりも適度なインフレの方が望ましいとされるのは、価格上昇分が国内の誰かを潤し、その分が新たな消費や投資に回って経済を拡大させるから。円安による輸入物価の上昇はこうした効果をもたらさないばかりか、国内で産み出された付加価値(国内の誰かを潤す消費につながる価値)に対する消費者全体の支払い余力を減少させ、経済を縮小させかねない要因となります。
円安で潤っているとされる一部輸出関連企業等の利潤を大きく吐き出させ再分配することが必要ですし、そうしても、このマイナス要因を打ち消して余りあるのかはかなり微妙です。
私は、円安そのものを止める(そのこと自体が簡単ではありません)模索を進めることが、日本経済を再生し国民生活を守るために必要であると、一年以上前から訴えています。



はぁなにいってんの____