>>331
日露戦争の旅順戦で前進壕を巡って爆薬を投げあう戦闘が行われた為に必然的に日露両軍で即席の迫撃砲が開発された 日本側では今沢工兵中佐が木製の18cm迫撃砲を投入して顕著な効果を挙げている これを受けて大阪砲兵工廠で急造迫撃砲を製造して要員を訓練して現地に送った これらの迫撃砲は奉天会戦に投入されて第四師団と第五師団の攻撃で迫撃砲が本格的に使用されて玩具の様な見かけによらず大きな効果を挙げた
観戦武官たちもこの新兵器に注目して各国で軽迫撃砲が研究開発されて射程と精度が大幅に改善される事になる
WW1では正式な迫撃砲を両軍が使用した事から有効射程内に前進壕を延ばす事が大変困難になった訳だ