トランプ氏の平和構築は必ず失敗する運命にあった -UnHerd
ウクライナ戦争は解決不可能だ

一つ確かなことは、トランプ氏はもはやウクライナ戦争を「バイデン氏の戦争」と主張できないということだ。今やそれはトランプ氏の戦争でもある。

トランプ大統領は和平交渉決裂の責任をゼレンスキー大統領とプーチン大統領に押し付けているが、彼自身にも重大な責任がある。大統領就任後、彼は正しい立場で交渉を開始した。紛争は本質的に米ロ間の代理戦争であり、両大国の直接合意によってのみ解決できると認めたのだ。そのため、欧州諸国とウクライナは当初、交渉から除外されていた。このアプローチは物議を醸したものの、一定の論理性を持っていた。永続的な解決には、実際の権力者同士の交渉が必要だったのだ。
しかし、それは長くは続かなかった。

(詳細は原文で)
https://unherd.com/2025/05/trumps-peacemaking-was-always-doomed/

現状としてはその通りとしても、自分はこの著者こそ性急に結論を急ぎ過ぎている気がする。(現時点で記事を書き終えなければいけないのだから当然かもしれないがw)
著者は失敗の最終的な原因をアメリカ内部に求めている。

「アメリカの国家安全保障体制は、紛争を長期化させることに固執する強硬派によって深く根付いている。」

トランプは十分そういった連中を弱体化し続けてきたし、そうでないと現在の状況まで到底たどり着けていないハズ。今後もそうであることに期待しているし、現時点ではその可能性の方が高いと思う。