>>825つづき

(トランプでなくても、また>>20の国益を考慮しなくても)少なくとも米露会談が行われるまで米による強い対露制裁は行われないと考える理由:

0.ロシア・ウクライナ両者とも交渉の失敗や打ち切りを宣言することもなく、第2ラウンドも予定されているのに、仲介している側が直近で緊張を激化させる必要はない。
それどころか(ヒステリックな一部のメディアは別にしてw)「前向き」とも伝えられているのに横から冷水をぶっかける必要はない。

>>821および、
ロシアとウクライナの協議は「予想以上に前向き」とトルコ当局者がCNNに語る
https://edition.cnn.com/world/live-news/russia-ukraine-peace-talks-intl-05-16-25

1.事前に制裁を実施し、ロシア側で耐えられるメドがついてしまったら会談前に1つカードが減ってしまう。
それよりも事前には示唆に留めて、制裁による悪影響を相手に過大に想定させた方が交渉に有利に決まっている。

2.事前に制裁を実施しておいてから、制裁解除をカードに使うやり方は「強要」「脅迫」に見えてしまいロシア側の態度硬化を招き交渉を難しくするだけ。
交渉決裂を前提にして、次の有効な手段が用意できる場合にしか採用すべきでないが、それでは緊張のエスカレーションになってしまう。