「ウクライナに帰れ」:戦争難民がポーランドでの虐待を訴える

彼女は、ここ数カ月で反ウクライナ感情がかなり高まったとBBCに語ったポーランド在住のウクライナ人数十人のうちの1人だ。
スビトラーナさんの娘がウクライナに帰国するよう言われた翌日、虐待はさらにひどくなった。
彼女は、他の場所でもウクライナ人に対する態度が変化していることに気づいたと語った。「職場では、ウクライナ人がここに来て行儀が悪いとよく言われます。
ウクライナ人の友人たちは、ポーランド人が私たちを受け入れてくれないから国に帰りたいと言っています。今、ここに住むのは怖いです。」
調査によると、ポーランドにおけるウクライナ人に対する世論は確かに悪化しているようだ。権威あるCBOSセンターが2025年3月に実施した世論調査によると
ウクライナ難民の受け入れに賛成するポーランド人はわずか50%、2年前の数字は81%だった。
現在世論調査で3位となっている極右ポピュリストのスラヴォミール・メンツェン氏は、激しい反ウクライナ主義者でありプーチン大統領との「合意」を支持している。

2位は保守派のカロル・ナブロツキ氏で、ウクライナのEUおよびNATO加盟や難民への財政支援には反対だが、戦争遂行には賛成している。

最も親ウクライナ派の候補者は、トゥスク首相の連立政権の最有力候補であるラファル・トラスコフスキ氏だが、彼でさえウクライナ国民の社会福祉削減を約束している。
https://www.bbc.com/news/articles/clygv2dj78zo