>>743
うーん、まず前提として日本にあったと考えられる鉄砲の数をある程度出してみる必要があるけど、
大坂の陣の時に幕府が各藩に出した軍役が一万石あたり鉄砲20丁なんよ。
当時の日本の石高は1610年の慶長郷帳で約2200万石だから単純計算で日本の鉄砲の総動員数は44000丁、
仮に国元に予備戦力として残してるのが軍役に出した半分として大体7万丁弱が日本の保有する鉄砲と考えてみる。

翻って欧州を見ると同時代の大きな戦争として30年戦争があるわけだが、
これに参加したフランスの動員兵力が15万、当時のフランスの兵科割合は銃兵と槍兵とで2:3なので、
ここから騎兵をある程度差っ引いたとしてもフランス一国で動員した鉄砲の数は5万はいくだろうとなる訳で、
当然30年戦争と大坂の陣はかかった期間が全然違うので動員規模の問題も出てくるがそこを割り引いたとしても、
「当時の日本はヨーロッパの強国にも引けを取らない数の鉄砲を有していた」とは言えてもヨーロッパ全土というのはちょっと盛り過ぎじゃないかとねえ…
まあ当時日本で使われていたタイプの火縄銃はヨーロッパからしたらとっくに旧式で全然使われていなかったからヨーロッパ全ての保有数より多かったという論法も可能かもしれないけど