元徴用工訴訟「解決策に同意」と虚偽文書を作成した疑い、韓国警察が原告の子供2人を書類送検

聯合ニュースによると、韓国の警察は30日、元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)訴訟で日本企業への勝訴が確定した原告男性の子供2人について、私文書偽造などの容疑で書類送検した。男性の意思に反して韓国政府の解決策に同意するとの書類を偽造したとされる。

 同ニュースによると子供2人は昨年10月、認知症で入院中の男性が、韓国政府の解決策に同意して賠償金相当額を申請するとした虚偽の文書を作成した疑いが持たれている。男性は今年1月に死亡したが、韓国政府の解決策を拒否していたという。