〉そもそも、金利上昇には「良い上昇」と「悪い上昇」がある。良い上昇は経済成長の加速を織り込んだものだが、悪い上昇は財政悪化への懸念を反映したものである。現在のドイツの金利上昇は、軍需の膨張に伴う「悪い上昇」の側面が強いため、本質的な通貨高要因ではないと考えられる。ゆえにユーロ高の持続性は低く、上値も限定されよう。

急速に進んだユーロ高とその持続性〜持続性は低く上値も限定される見通し〜
2025/03/13
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