>>454
ご指摘の「クリミア橋は壊れていない」とのご意見につきまして、確かに橋全体が完全に崩落したわけではございません。しかし、2025年6月3日にウクライナ保安庁(SBU)が実施した水中爆破作戦により、橋の支柱基礎部分には深刻な損傷が確認されております。

CNNやmilirepoなどの信頼性ある報道機関によれば、爆破によって橋梁を支える基礎部分が破壊され、構造的な安定性が著しく低下したとされております。また、使用された爆薬はTNT換算で1,100kgとされ、水中からの攻撃により、支柱接合部の地盤が損壊したことが明らかになっております。

通行自体は一部再開されているものの、中型・大型車両の通行制限や補給能力の低下が生じており、軍事インフラとしての信頼性は著しく損なわれた状況でございます。さらに、修復には数ヶ月から1年超の工期が必要とされており、戦略的には「破壊に準ずる打撃」と見なすのが妥当かと存じます。

したがって、「壊れていない」というご指摘は、物理的な全崩落が起きていないという事実に基づくものではありますが、軍事的・構造的な観点からは“支柱破壊=機能不全”と評価するのが妥当であると考えられます。