■日本の商船喪失数(500トン以上の船)
西暦 隻数
1941  12
1942 203
1943 437
1944 969
1945 639

喪失原因の50%が潜水艦による攻撃。
日本の駆逐艦、海防艦は対潜能力が低く、数も少なかった。
アメリカが多数のガトー級、パラオ級潜水艦を配備したので、輸送船の大半が撃沈され、
石油、ボーキサイト、錫、天然ゴムなどの重要物質が途絶えた。
大戦末期は、戦艦、空母まで"輸送船"として一時使用したが、
空襲が激しくなり、ほとんどが航行不能となった。

アメリカは、主に船団護衛用の護衛駆逐艦だけで1005隻を計画し、
戦時中に560隻を完成させたのとは大きな差があった。