米海軍は対空射撃ドクトリンとして必中主義を取っていたので当たる可能性のない大型砲による対空射撃は基本的に実施しなかった 8インチ砲と6インチ砲用の水上対空両用のFCS及び砲システムが実現出来たのは戦後のデモイン級とウスター級からだね 米海軍では三式弾みたいな兵器を採用する余地がないな
英海軍は戦争の終盤に米海軍から矯正されるまで帝国海軍と同じ弾幕射撃ドクトリンだったので大型砲でも対空射撃をしている 8インチ砲と6インチ砲の場合だと射距離2000ヤード、高さ400フィートで炸裂する様に信管を最初から設定しておき砲術長がその条件で被害を与えられると判断したら速射するってやり方だった これで命中する事は滅多に無かった様だけど、三式弾の様な弾丸があったら敵機が驚いて攻撃を中止する効果を狙えると評価したかも知れない