ロシアの知事、クラスノヤルスク地方でモバイルインターネットが4日間使えない状況に「理解」求める

数日間にわたるインターネット障害の報告を受けて、ロシアのクラスノヤルスク地方のミハイル・コチュコフ地方長官は火曜日の朝、同地方のモバイルインターネット接続に「一時的な制限」が課されたことを確認した。

知事によれば、この制限は「最新の情報に基づき、またオンライン上の脅威を防ぐために、クラスノヤルスク地方の特定の地域でセキュリティ対策を強化する必要性」に関連しているという。

彼は言及した脅威の性質については具体的に述べなかった。ロシア国防省は、この地域におけるウクライナの無人機による攻撃を報告していない。

「ご存知のとおり、現在、国内の他の地域でも同様の措置が実施されています。ご理解をお願いいたします。住民とインフラの保護が最優先事項です」とコチュコフ氏は述べた。

クラスノヤルスク地方の住民は土曜日からモバイルインターネットの障害を報告し始めた。モバイルプロバイダーのMTSとBeelineは、障害は制御不能な状況によるものだと述べた。プロバイダーのT2は、障害は「セキュリティ対策によるもの」だと付け加えた。

コチュコフ氏の発表から数時間後、同国スベルドロフスク州の対テロ委員会は「治安強化」のため「モバイルインターネットサービスの一時的な制限と速度低下」を発表した。

同委員会は声明で、「モバイルネットワークが不安定な状況では、有線インターネットまたはWi-Fiを使用し、オフラインマップを使用して事前にルートを計画し、インターネット接続に依存しない代替の支払い方法を検討することを推奨する」と述べた。