ロシアに公正な選挙は存在しないのは証拠だらけ。まず国際監視団の排除。OSCE/ODIHRは2021年下院選で人数制限され派遣断念、2024年大統領選では招待すらされず、外部の目を完全に遮断。国内監視団体「ゴロス」も外国エージェント指定で活動潰され、共同代表メルコニャンツは2025年に懲役5年。市民が不正を監視すれば刑務所行き。

投票データも不自然だらけ。2011~12年は投票率が高いほど与党得票率が上がる「不正の指紋」、丸い数字の得票率が異常に多発。2021年下院選では統一ロシアの実得票は31~33%程度との分析、公式の49%は水増し。2024年大統領選では「チューロフのこぎり」と呼ばれる分布の異常が過去最大。

加えてメディアは国営がプーチンを全面支援、反対派候補は署名不足など口実で締め出される。つまり外部監視なし、市民監視は弾圧、統計的に不正明白、報道統制、候補排除。形式的な投票箱はあっても実態は「選挙ごっこ」でしかない。