>>170
「一から開発できる力を失ってるのか、費用対効果でやらないのか」
後者だろうな。核兵器用のプルトニウムやウランは必要以上(地球を何回も滅ぼせるレベル)に持っている。ただ時間が経って半減期で純度が落ち爆発力が額面よりも小さくなっているので再処理しなければならないが、アルミ缶のリサイクルみたいなもんで一から作るよりは相当安いし設備面、廃棄物処理などから非常に有利。
ちなみにこの時に、希ガスが採れるがこれが貴重かつ高く売れる由。
まあ、極論すれば米は中露と絶滅核戦争するまでの気はないのだし、中露も何割かは爆発しないだろうとか幾分爆発力が小さいだろうからOkとは考えないんで、金と手間はこんなもんで良い、使用頻度の高い通常兵器他にカネを掛ける方が重要と考えている節もあるな。
ただし、米は先制核使用、一方的核使用にはこだわりがあるんだけどね(先制核使用で相手の核能力を奪い、残った核反撃をミサイル防衛などでシャットアウトして完勝という”戦略”)。一方、中は先制核使用しない宣言を出しているし、露はソ連時代に宣言したが米がついてこないんで引っ込めた経緯があるから先制核使用には割と消極的と言ってよいだろう。