>>255
UMPK爆弾はトス爆撃ではなく水平飛行からの投弾に見えるけどな。
目標に向けて高度1万7千m(実用上昇限度なんで機動すると高度を喪う)、亜音速で水平直進飛行し、目標からの距離が60∼80kmくらいのところで投下するとあとは勝手に飛んでいく。
なお、トスボミングも自動操縦を嚙ましFCS連動の投弾だろうから操縦技術的に難しい話ではないだろう。要するに基本戦技のインメルマンターンの昇弧のしかるべき速度と角度と高度の時に投弾する。タイミングは計器を見て掴む(手動ならね)。
で、トスボミングは超低空侵攻時に自分が放った威力のデカい核爆弾の核爆発から逃れる時間を稼ぐための戦技(低空から空高く投げ上げ落ちてきて爆発するまでの刹那で出来るだけ遁走する。爆発で生ずる衝撃波と遁走する飛行機が命がけのレースをする。これだけだときついのの山陰や谷底などの地形も利用する由)。爆発威力がデカいんだから投弾のタイミングやベクトルがズレて目標から少々ズレたところで大きな問題じゃない。
なお、投下後は片目だけ開けて飛ぶのだそうだ。この開いた眼は核閃光で潰れるので後は瞑っていた方の目を空けて帰還を目指す由。多分還るべき飛行場はもう蒸発してるし国さえも怪しいのだが。