フィナンシャル・タイムズ紙によると、米国はウクライナにトマホークミサイルを数発から数十発と、限られた数しか供給できない。

元国防総省高官マーク・カンシアン氏によると、米国は現在約4,150発のトマホークミサイルを保有しているが、その大半は既に自国のニーズに充てられている。

2022年以降に発注された200発のうち、120発は既に使用されており、新たな調達は2026年度予算で計画されている。

専門家は、ベネズエラとイランに対する作戦の可能性を考えると、米国は保有するミサイルの大部分を手放すことに消極的だとみている。

アナリストのステイシー・ペティジョン氏は、ウクライナが受け取るミサイルは20発から50発程度と推定しているが、これは戦況を変えるには不十分だ。