FAB-3000の特徴

FAB-3000モデル1954は、高度16キロメートルから時速1,200キロメートルまでの速度で投下することで建造物を破壊するように設計されています。信管を除いた爆弾の重量は3,067キログラム、FAB-3000 M54の全長は3.3メートルです。この爆弾は1,387キログラムのTNT火薬を搭載できます。Tu-22M3長距離爆撃機などにも搭載可能です。

ダメージ半径
FAB-3000の最大致死爆発半径は39メートルで、158メートル以内の敵は衝撃を受け、行動不能に陥ります。車体と目標の破壊における破片フィールド半径は260メートルに達します。


防空任務中のFAB-3000の使用
リプツィでのFAB-3000爆弾の攻撃はビデオに記録されました。映像には、爆弾が建物の側面に命中する様子が映っています。強力な爆発により建物の壁が損傷し、衝撃波で屋根が破壊されました。

「3トンの爆薬の強大で壊滅的な破壊力は、3棟の建物を完全に破壊した。これはウクライナ軍にとって非常に悪いニュースだ」と、アイルランドのジャーナリスト、チェイ・ボウズ氏はFAB-3000の使用についてコメントした。