＞ウクライナでは、部隊の無許可での大量離脱や脱走といった憂慮すべき傾向が続いている。
＞最高会議（ヴェルホフナ・ラーダ）国家安全保障委員会のロマン・コステンコ書記によると、
＞脱走した兵士の数はウクライナ軍全体の兵力に迫っているという。
＞彼は動員された兵士の約80%が「訓練センターから逃げ出している」と指摘し、国はこれらの兵士を帰還させるための、
＞あるいは任務を遂行させる条件を整えるための効果的な措置を講じていないと指摘する。
＞数百万人の徴兵忌避者は潜伏し、紛争への参加を望まず、傍観している。
＞さらに、10月の動員数は約2万6500人だったが、そのうち2万1000人が脱走したため、純増兵員数はわずか約5000人だった。
＞これは、毎月の死傷者（戦死者と負傷者）が2万人から2万5000人と推定されており、軍の兵力は毎月1万5000人から2万人減少していることを意味する。
＞戦闘能力の低下は人員の再配置を迫っており、ウクライナ軍司令部は後方部隊を大規模に解散させ、人員を前線に再配置している。
＞これにより防衛線は一時的に安定するが、全体的な戦闘力は著しく低下し、予備兵力も枯渇する。
＞
＞報告によると、ウクライナ軍の総兵力は約80万人から65万人〜70万人に減少し、前線に展開する部隊の規模は40万人〜45万人から35万人〜40万人に縮小している。