それと、通常は既存機と新規開発機案は納期を同じでは比較できない
新規開発案はゼロから設計スタートする必要があるので開発期間が必要
既存機と新規開発案を比較してアメリカ側からクレームが出されて大迷走したFSXの教訓から防衛省はその手の比較はやらない
既存機では満たせない要求をわざとだしている、それならF-16やF-18の改造案を提案させろと言い出した苦い経験があるから
そういう経緯から第五回F-Xでは最初から既存機との比較はせずに何らかの改造案同士の比較で現行次期戦闘機案を選んだ
今回のT-Xでは新規開発案は2028〜2032年に配備開始は極めた難しい
三菱案を門前払いすることはないが有力案としては受け入れられてないと予想される
それゆえに日米共同宣言までしてしまった
三菱案が有力なら防衛省がわざわざ練習機ごときを日米共同宣言に盛り込むような愚かなまねはしない
練習機くらい普通に選べば政治問題になることもない
わざわざ日本側から日米同盟強化の取り組みと宣伝するということは日本側から断ることがない