>>121
>>154
実際には「関東のウナギ」は川が緩めの流れで泥食いやすいんで背開きが主流になり、
「関西のウナギ」は川が急流で泥をあまり食わないんで腹開きが主流になった、という
ところらしい(「良い匂いのする一夜」って料理人の著作にある)。

あと、関西は頭付けたまま焼いて飛ばした頭は「半助」って呼ぶな。

この背開き・腹開きの境界はどうも浜名湖辺りみたいで、サトウハチローが東京で育った
息子を大阪に連れて行って大阪でうな丼食べさせて「どや、大阪のウナギも美味いやろ」と
言ったら息子に「浜松のおじさんの店で食べたウナギの方が美味しかった」と言われて
「ああ、氏より育ちとはこのことか!子供も大阪で育てるべきであった」と嘆く一幕が
有ったりする。