>>529
解像度の概念はPCモニタのそれとはやや違う。
縦は、実質、走査線本数で決まる。
テレビ用CRTは走査線固定だが、任意に変更できるモニタだと、
走査線を増やしていくと隣合う走査線の判別が難しくなる限界がある。
これが、CRTの限界性能。
でも、一般のTV用モニタは走査線固定、せいぜいがPAL対応程度なので
走査線数=縦の解像度と思って良い。
横は、スリットの数ではなく、実際に何本の線が見えるか。
等間隔の縦線を何本か映し、それが画面いっぱいあったら何本になるかが解像度。
線幅を狭くしていき隣り合う線の判別が出来なく直前がそのCRTの性能。
(写真の分解性能に似てる)
非球面CRT(今のCRTは平面ブラウン管でなくても、ほぼ全部が非球面)では、
CRT中央部と辺の中央部、コーナでそれぞれ解像度が違うのが普通。