――パナソニックとの有機ELパネルの開発は進んでいますか。

有機ELを液晶の置き換わりにするモデルだったら投資はできない。一方で、映画や医療業界といった特定のお客様は非常に価値を見出してくれる。
私も業務用の有機ELディスプレイばかりを見ていると、液晶を見ると情けなくなってくる。

価値を認めてもらえる市場には積極的に出していきたいし、4Kコンテンツの素晴らしさを引き出すとなると、技術者の印象としては液晶の表現力ではもの足りない。
お客様が価値を認めてくれるか、顧客をどう広げるかがチャレンジになります。

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