例えば今度4K(BT.2020+HDR10)BOXが出る逆シャアのPV。
これはBT.709(HD)しか公開してないがBT.709でもモニターの視聴距離じゃスラスター等高輝度な部分はかなり眩しい。
ちなみに今使ってるモニターは32インチ300nit 4K NTSC95%カバー。視聴距離はおおよそ70センチ。
https://www.youtube.com/watch?v=SBvr7QkRQxM

逆にテレビじゃ300nitは暗い場合がほとんど。離れて見るから。
視聴距離の二乗で光の強さの感じ方は変わるので、32インチモニターが70センチで50インチテレビが2mだとすると、
モニターで300nit出すのと同じ眩しさをテレビで表現するなら同じサイズの場合単純計算で5500nit要ることになる。
モニターとテレビでのサイズを考慮しても300*((200/70)^2)/((50/32)^2)で1000nit必要。
このサイズのテレビで300nitじゃ暗すぎて使いものにならないと言える。
32インチモニターで言えば100nit程度相当になるのでゴミ。
モニターは視聴環境が明るいリビングとかじゃない事が多いからなんとかなるが、
リビング等で明るい光源ある事考えると相当苦しいね。

そして明らかに暗いテレビでHDR表示なんてしたら画面全体が黒くなって逆に写りとしては悪くなる。
実際これは中途半端な偽HDR機買ったところで問題になりつつある。

そういう意味じゃテレビの、特に大型テレビのHDRでは輝度を稼ぐのが至上命題。
明るさが出せないOLEDでも540nitがHDR認証の最低基準だし。
ただ大型になればなるほど輝度稼ぐのは大変だし、輝度高いほどコントラスト出すのが大変になる。
そこはローカルディミング搭載が今の所有力な解だね。消費電力や冷却の観点からもね。