PANORA 2018年03月23日 20:51
199ドルの一体型VR「Oculus Go」を初体験!
「普通にいい」がスゴい【GDC 2018】

安価だけど、厳選された性能と操作性
その特徴といえば、何と言っても199ドルという価格にある。

ちなみにディスプレーの解像度は2560×1440ドット。
レンズも独自に作り込んでいる。

装着した際、耳の上あたりにくるベルト付近にスピーカーが仕込まれており、ヘッドホンなしでも単体で音が聴けるのも手軽で素晴らしい。

マルチプレー対応の3種のデモを体験
実際にOculus Goをかぶった感想は、ゴーグルの品質はローエンド向けとしては十分過ぎる。
体験したコンテンツは、先のOculusのセッションで紹介していた3種類のローンチタイトルだ。

まず装着して出たのは、「軽い」という感想だった。
フェイスパッドも快適だった。
画質はクリアーかつ鮮やか。

車で言えば、個性が強いスポーツカーではなく、お求め安い質実剛健な大衆車といったところだろうか。

Oculus Riftの初代開発キット(DK1)と比べると、Oculus Goは格段に進化している。
あれから5年(!)経って、「スゴい!」がPCすら必要ない199ドルの一体型で引き起こせる時代になったのだ。

ネットで他の人とつながれるソーシャルVRも視野に入ってくる。
普通にいい、みんなのためのVR。
ぜひOculus Goの動向をチェックしてほしい。