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【初級中級】ホームシアターAudio 5【10万〜】
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0001名無しさん┃】【┃Dolby
垢版 |
2017/12/19(火) 00:39:30.96ID:+jQ5s2pL0
5.1ch〜7.2.4chまでのホームシアターオーディオのスレです
AVアンプ、スピーカー、サブウーファーの購入、セッティング相談、感想などご自由に
システム総額10万以上のエントリー・ミドルクラス製品が対象です

◆予算が10万以下のシステムならこちらへ
【DTS】廉価版ホームシアターの実力は?77【5.1CH】
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/av/1491327110/

◆サウンドバー・シアターバーはこちらへ
サウンドバー/シアターバー/サウンドベース総合5
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/av/1510325271/

◇ハイエンド製品やセパレートアンプは対象外です
◇プロジェクターや部屋の構築については別途専用スレがありますのでそちらを使って下さい

■相談テンプレート
【予  算】 円
【予定ch数】 ch
【使用用途】 (使用時のch数ではなくソース音源の割合を、2chと5.1/7.1ch合わせて100%から配分)
 ・(2chステレオ音源) 映画 %、TV 50%、音楽 %、ゲーム % など、↓と合わせて100%
 ・(5.1/7.1ch音源) 映画 50%、TV %、音楽 %、ゲーム % など、↑と合わせて100%
 ・(Atmos/DTS:XのBD作品・GAME) 使用する/使用しない
【部屋環境】約 畳、視聴距離 m、一戸建て/マンション/アパート 階
【接続器機】確定***、予定***
【現在のシステム】
【相談内容】

◆前スレ
【初級中級】ホームシアターAudio 4【10万〜】
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/av/1494092163/
0029名無しさん┃】【┃Dolby
垢版 |
2017/12/19(火) 01:43:14.47ID:+jQ5s2pL0
■Dolby Atmos/DTS:Xを簡単に解説1
【注意】天井にスピーカーを付ければ、全てが立体音響になるわけではない

Dolby Atmos/DTS:X対応AVアンプと、天井にトップスピーカー(イネーブルド含む)だけでは足りません。
一番肝心なのは対応ソフトです、これが無ければ高いアンプや面倒な天井スピーカーは無駄になります。
対応ソフトとは、Dolby AtmosやDTS:Xで作られたBD・UHD BD及びゲームです。

映画などの音声は、通常5.1/7.1chのチャンネルベース(ベッド)で製作しますが、
Dolby Atmos/DTS:Xの場合、ベッドの一部をXYZ座標と大きさを持つ音(オブジェクト)に換えて作ります。
再生時は7.1chのベッドはそのまま7.1chで再生、オブジェクトは座標位置に近いスピーカーで出力します。

よってトップスピーカーを使い立体音響となるのは、Dolby Atmos/DTS:Xで作ったソフトに限ります。
主に最新洋画のメジャー作品BD・UHD BD、過去の洋画ヒット作をUHD BD化したものです。
BDの場合、ワーナー・ブラザース、ユニバーサル・スタジオ、ライオンズゲート、パラマウント・ピクチャーズなどから、
UHD BDの場合上記に加え、ソニー・ピクチャーズ、20世紀フォックス、ディズニーなどから出ています。

●Dolby AtmosのBDとUHD BD
http://forum.blu-ray.com/showthread.php?t=248132
http://www.blu-ray.com/movies/search.php?action=search&;audio=Atmos&sortby=releasetimestamp
https://www.dolby.com/jp/ja/experience/dolby-atmos/bluray-and-streaming.html
●DTS:XのBDとUHD BD
http://forum.blu-ray.com/showthread.php?t=257742
http://www.blu-ray.com/movies/search.php?action=search&;audio=DTS%3AX&sortby=releasetimestamp
http://dts.com/discover
●UHD BD(Atmos/DTS:X)
http://forum.blu-ray.com/showthread.php?t=276065
0030名無しさん┃】【┃Dolby
垢版 |
2017/12/19(火) 01:47:04.43ID:+jQ5s2pL0
■Dolby Atmos/DTS:Xを簡単に解説2
配信系の場合、Dolby Digital Plusを使いAtmos配信が可能ですが、対応TVや対応プレーヤーが
必要となります。しかし日本ではまだ始まったばかりで殆ど対応作品はありません。
また、スマホやタブレット用Atmosの場合は、ヘッドフォン用なのでAVアンプでは非対応です。
https://media.netflix.com/ja/company-blog/dolby-atmos-coming-to-netflix
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1080365.html
http://www.nttplala.com/information/2017/9/20170914.html

ゲームは数本出てますが、殆どはヘッドフォン用なのでAVアンプでは非対応です。

これらを見ない使わないなら、トップスピーカーや高額の7.1.4、5.1.4対応アンプを考えるより、
5.1/7.1chでスピーカーやSWに予算を使い、スピーカー・SWの音質を良くした方が効果的です。

なお2ch〜7.1chの音源を、元の音源より多いch数にアップミックスする新しいDSPプログラム
(Dolby SurroundやDTS Neural:X)を使えば、擬似的に5.1.2〜7.1.4chに振り分けて、
それらしく聴くことは可能ですが、あくまでアルゴリズムにより二次的に加工してるだけなので、
Atmos/DTS:Xで作成したような音にはなりません。こちらはオマケ程度として考えて下さい。
0031名無しさん┃】【┃Dolby
垢版 |
2017/12/19(火) 01:50:22.42ID:+jQ5s2pL0
■Dolby Atmos/DTS:Xを簡単に解説3
【Dolby Atmos/DTS:Xの仕組み】
従来の5.1/7.1chは制作時に音を5chや7chのスピーカーに配分して、視聴位置から前後左右360°に
音を配置・移動させて作ります。再生時は5.1/7.1の各chに収録された音をそのまま再生します。
https://www.youtube.com/watch?v=-2UY8A85p78
https://www.youtube.com/watch?v=QONMvVV7jFo

Dolby Atmos/DTS:XはDolby社及びDTS社が開発した新音響システムでどちらも同様の仕組みです。
従来の7.1chでは前後左右方向だけでしたが、これに上下方向が加わり平面から立方体になります。

使用している音源から、自由な位置に配置したい、立体的に動かしたい、高さのある空間を表現したい
という音をベッドではなくオブジェクトに指定します。指定した音は立方体空間の
どこでも自由に配置・移動させる事ができ、XYZ軸の座標とオブジェクトサイズを記録します。
これがメタデータで、7.1chベッド+オブジェクト音+メタデータで収録します。
https://www.youtube.com/watch?v=WZ7hirFv-WI
https://www.youtube.com/watch?v=vK0Dk2bsnk8
https://www.youtube.com/watch?v=L7lfLMoCl1g
https://pbs.twimg.com/media/C-dF51GU0AA1Mqb.jpg

再生時は5.1/7.1のベッド音源はそのまま5.1/7.1chのスピーカーへ出力、オブジェクトは
メタデータから座標とサイズを読み取り、実際に使用しているスピーカー構成に合わせて
どのスピーカーへ分配・配置するかを計算して出力します、これがレンダリングです。
https://mixingsound.files.wordpress.com/2017/07/dolby-atmos-renderer.png
https://1mc51l3v9iyu3otpsg36nnvf-wpengine.netdna-ssl.com/wp-content/uploads/2017/04/DolbyAtmosRenderer-1.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=28flkZ9q8Tw
https://www.youtube.com/watch?v=8YZj5-ypOxg
https://www.youtube.com/watch?v=Lk8_ESziE5c

劇場用Atmosは音源が128トラックまで対応、そのうち10トラックがベッドオーディオ(7.1など)用
118トラックがオブジェクト用で、スピーカーが64ポジション対応です。これをDolby社の業務用
専用プロセッサーでレンダリングして再生します。
https://www.dolby.com/jp/ja/professional/cinema/products/cp850.html

家庭用AtmosはBDに収録するため、劇場用のままではデータサイズが大きすぎて収録不可能。
さらに大量のオブジェクト処理が可能な高性能プロセッサーを導入できないため、
使用可能なオブジェクト数を縮小しています。またスピーカーポジションも24.1.10chまで縮小
DTS:Xの場合は規格上30.2ch扱えますが、現時点では7.1.4chまでの制限が掛かっています。

そのためBDに収録する場合は、劇場用音源からオブジェクト数を減らしてミキシング作業をやり直します。
また劇場公開では5.1/7.1だった作品でも、BD/UHD BD用にAtmos/DTS:Xでリミックスする場合もあります。
0032名無しさん┃】【┃Dolby
垢版 |
2017/12/19(火) 01:59:33.11ID:+jQ5s2pL0
■Dolby Atmos/DTS:Xを簡単に解説4
【トップスピーカーの位置とアンプの設定】
家庭用Atmosが24.1.10ch対応といっても、現実的に設置出来るスピーカー数は限られますし、
オブジェクトをこれだけのchにレンダリングできるのは超ハイエンドのプロセッサーとなります。
http://www.stereosound.co.jp/news/article/2015/02/23/35935.html
https://www.phileweb.com/interview/article/201511/27/328.html

トップスピーカーは最大10ch設置可能ですが、通常のAVアンプでは7.1.4chが最大となりますし、
トップを2chしか設置出来ない場合もあります、そこでトップスピーカーを減らした場合に、
どれを使えば立方体(半球状)を表現出来るかが問題となります、そこでDolby社が公表している
インストールガイドでは、スピーカー位置及びアンプの設定を以下のように推奨しています。
http://i.imgur.com/6M9fDnW.jpg
http://i.imgur.com/suPTB7u.jpg
http://i.imgur.com/zeBvks0.jpg

x.x.10(トップ10ch)の場合は、前後を5点で表現
(フロントハイト/トップフロント/トップミドル/トップリア/リアハイト)
x.x.6(トップ6ch)の場合は、前後を3点で表現(トップフロント/トップミドル/トップリア)
x.x.4(トップ4ch)の場合は、前後を2点で表現(トップフロント/トップリア)
x.x.2(トップ2ch)の場合は、前後を1点で表現(トップミドル)

フロアの7.1chで前後左右のサラウンド、トップスピーカーで上空の前後左右サラウンド
トップスピーカーとフロアの7.1chで上下のステレオを表現
http://i.imgur.com/OkekkaN.jpg

ソース音源のオブジェクトは、上方の前から後まで自由に配置され移動もします。
単独のトップスピーカーで出力する場合、物理的にスピーカーが頭上に無いと音が上で鳴っている
と感じ取れない、などから極力半球状となるように設置します(DTS:Xも同じ考え)。

2点なら、中間点のトップフロント/トップリア(前後等角度)に設置しそこでレンダリング出力。
1点なら、前後を均等にカバーできる中間位置のトップミドルに設置しレンダリング出力としています。

フロントハイト/リアハイトの場合、前面壁と後面壁となり頭上の表現は必ず前後2個のステレオで
表現しなければならないが、トップフロント/トップリアなら真上以外は単独で出力可能です。

1点の場合、Atmosではトップの信号をダウンミックスするらしく、どこに設定しても同じ音が出る
という報告があります。よってフロントハイトだと前方に全ての音が出力されてしまい、
中央や後方の上下が表現出来ない、さらに前面壁の上方からしか音を感じないのでリアル感が出ません。

もちろんこれらはベストパフォーマンスを発揮するための方法であり、実際は設置可能な条件から
ある程度パフォーマンスを妥協して、部屋に合ったポジションで設置することになります。
0033名無しさん┃】【┃Dolby
垢版 |
2017/12/19(火) 02:02:11.92ID:+jQ5s2pL0
■Dolby Atmos/DTS:Xを簡単に解説5
【トップスピーカーに使用するスピーカー】
旧来のDolby PLIIz、DTS Neo:X、Audyssey DSX、シネマDSPの7.1〜11.1chで使用していた
フロントハイトなどの場合は、主にサラウンドchから作成した残響音やアンビエントに
使用していたので、小型で音質も適当なスピーカーでも大丈夫でした。

しかしAtmos/DTS:Xは劇中の音そのものをオブジェクトとして扱い、エフェクトや効果音、環境音
だけではなくBGMや音声もあらゆる音をトップスピーカーに出力します、帯域制限もないので
20Hz〜20kHzのフル帯域の音です、衝撃音・爆発音などもトップスピーカーで出力します。

従ってベストはフロントと同じスピーカーですが現実的ではないので、同シリーズのスピーカーや
シリーズの埋め込みスピーカー、現在サラウンド用に使ってるスピーカーがベストです。

しかし天吊りの場合、天吊り可能なスピーカーで重量も考える必要があるので、設置可能なスピーカーは
限られてきます、なるべく音色や音質が近いスピーカー、なるべく低域も出るスピーカーが望ましいです。

まあ、実際のところ殆どの人は妥協して設置してますので、サイズや価格で選んでも構いません。
但し激安の小さなサラウンド用スピーカーを使うとパフォーマンスは確実に落ちます。

また、Dolbyのインストールガイドではトップフロント/トップミドル/トップリアは真下に向ける
となっていますが、これは分散角の広い(指向性が広い)スピーカーを使う前提なので、
通常のスピーカーの場合、ブラケットで視聴位置に向けて設置する事を個人的におすすめします。

なおイネーブルドスピーカーは、どうしても天井に設置できない場合は有効ですが、
天井に設置したスピーカーと同じようにはならないので、あまり期待しない方がいいです。
可能な限り天井にトップスピーカーを設置することをおすすめします。
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