>>454
じゃあ5000円以下で比較するわ
俺が持ってる中華イヤホンはKZ ZS6とMagaosi M1だけど低音の量以外はM1の勝ちだね

周波数特性で言えばM1はフラットに近い弱ドンシャリで本当にバランスがいい

ZS6は低音の量はあるけどややぼやけてるし中域はやや引っ込み気味
かと言って高域はなんか上ずったように聞こえる

なんでこんなに聞こえるか不自然だったけどf特のグラフ見てわかった
低域は200Hzより下がなだらかに上がってるので低域の量は納得
変なのは中域から高域
600〜700辺りで緩やかな谷になり2k〜3kで山を作ってるかと思えば4k〜6kで急な谷になってる
そこから9k〜10kで尖った山が出来て全体的なピークになってる

ノラ・ジョーンズみたいな女性ボーカルだとZS6は痩せて上ずったように聞こえてしまう
イコライザーで極端な山や谷を打ち消すよう調整してやるとましになったけど
ちょっと古い録音のジャズとかは意外と合う
アート・ペッパー ミーツ・ザ・リズムセクションなんかは良かった

あとM1は音場がかなり広く感じられる
開放型のヘッドホン並み
ZS6は固まってやや団子状に思える

M1は去年か一昨年くらいにAmazonのタイムセールで2000円ちょっとで買ったように記憶してる
音質とかは考えてなくて電車の移動時にスマホで音楽聞くため適当に買ったけど
正直こんなに音が良いなんて思ってもみなかった
見た目ばかりケーブル細くて貧弱だしハウジングは金属製だけど軽くて頼りないのにね

KZでもES3とかは素直なf特なのでZS6はチューニング不足だと思う
これは憶測なんだけどCAにより近付けようと慣れない金属ハウジングを採用したらf特が暴れて音場も狭くなったけど
それを抑えたり調整する技術もノウハウもないからスリットを開けてお茶を濁したんじゃないかな?