■チャンネル数とスピーカーの選び方3
★サラウンドバックによる7.1chとAtmosトップによる5.1.2ch
7.1chのAVアンプはメーカーやクラスによって、SP端子が9ch分の機種と7ch分の機種があります。
9ch端子の機種は、[SB]と[TOP]が両方繋げられるので、両方付ければサラウンドモードに応じて
切り替え可能ですが、7ch端子の機種は両方繋げられないので、どちらか選ぶ必要があります。

7.1ch作品は[SB]が、Atmos/DTS:X作品は[SB]と[TOP]を使うオブジェクトが収録されています。
自分がよく見るソースで使われている方を優先して下さい。

[SB]があると音の位置・音の移動感が精細になり、自然で緻密な360度の空間が得られます。
[TOP]はAtmos・DTS:X作品で使われますが、多用する作品もあれば殆ど使わない作品もあります。

オブジェクトのメタデータに高さ成分が無い場合や音の半径が小さい場合、[TOP]は使われません。
[SB]はそれらが無くても使われます。もし5.1.2だと[SB]は[サラウンド(リア)]にミックスされてしまいます。

★7.1chとDolby Atmos/DTS:Xソフトについて
7.1chソフトは「7.1chサラウンドで収録されている映画BDまとめ」で検索すれば一覧があります。
Dolby Atmos/DTS:XはUHD BDのみに採用し、BDはDTS-HD MA 5.1/7.1で発売とか、
旧作をUHD BD化したのもだけAtmos/DTS:Xでリミックスというのも多いです。
詳しくはテンプレ後半の■Dolby Atmos/DTS:Xを簡単に解説に書いてあります。