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【初級中級】ホームシアターAudio 7
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0001名無しさん┃】【┃Dolby垢版2019/01/13(日) 01:08:29.00ID:5dGEBMK+0
5.1ch〜7.2.4chまでのホームシアターオーディオのスレです
AVアンプ・スピーカー・サブウーファーの購入、セッティング相談、感想などご自由に
入門用・初級(エントリークラス)、中級(ミドルクラス)製品が主な対象です

◆サウンドバー・シアターバーはこちらへ
サウンドバー/シアターバー/サウンドベース総合13
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/av/1546922032/

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【一体】 AVアンプ総合03 【セパレート】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/av/1509970791/

◇プロジェクターや部屋の構築については別途専用スレがありますのでそちらを使って下さい

■相談テンプレート
【予  算】 円
【予定ch数】 ch
【使用用途】 (使用時のch数ではなくソース音源の割合を、2chと5.1/7.1ch合わせて100%から配分)
 ・(2chステレオ音源) 映画 %、TV 50%、音楽 %、ゲーム % など、↓と合わせて100%
 ・(5.1/7.1ch音源) 映画 50%、TV %、音楽 %、ゲーム % など、↑と合わせて100%
 ・(Atmos/DTS:XのBD作品・GAME) 使用する/使用しない
【部屋環境】約 畳、視聴距離 m、一戸建て/マンション/アパート 階
【接続器機】確定***、予定***
【現在のシステム】
【相談内容】

◆前スレ
【初級中級】ホームシアターAudio 6【10万〜】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/av/1533546213/
0038名無しさん┃】【┃Dolby垢版2019/01/13(日) 02:28:36.87ID:5dGEBMK+0
■Dolby Atmos/DTS:Xを簡単に解説4
★Dolby Atmos/DTS:Xの仕組み
Dolby Atmos/DTS:XはDolby社及びDTS社が開発した新音響システムでどちらも同様の仕組みです。
従来は前後左右方向のXY軸で製作してましたが、上下方向が加わり平面から立方体のXYZ軸で製作します。

使用している音源から自由な位置に配置したい、立体的に動かしたい、高さのある空間を表現したい
という音を、ベッドではなくオブジェクトに指定します。指定した音は立方体空間のどこでも自由に
配置・移動させる事ができ、XYZ軸の座標とオブジェクトサイズを記録します。
これがメタデータで、7.1chベッド+オブジェクト音+メタデータで収録します。
http://www.avidblogs.com/ja/pt-hd-12-8-dolby-atmos/
https://www.youtube.com/watch?v=WZ7hirFv-WI
https://www.youtube.com/watch?v=vK0Dk2bsnk8
https://www.youtube.com/watch?v=L7lfLMoCl1g
https://www.youtube.com/watch?v=hXCENvc8QZM
https://www.youtube.com/watch?v=TUPqQTd2B8E
再生時は7.1のベッド音源はそのまま7.1chのスピーカーへ出力、オブジェクトはメタデータから
座標とサイズを読み取り、実際に使用しているスピーカー構成に合わせてどのスピーカーへ
分配・配置するかを計算して出力します、これがレンダリングです。
https://mixingsound.files.wordpress.com/2017/07/dolby-atmos-renderer.png
https://www.youtube.com/watch?v=28flkZ9q8Tw
https://www.youtube.com/watch?v=8YZj5-ypOxg
https://www.youtube.com/watch?v=Lk8_ESziE5c
https://www.youtube.com/watch?v=5S6YpgZldVo

劇場用Atmosは音源が128トラックまで対応、そのうち10トラックがベッド用(7.1.2)118トラックがオブジェクト用で
スピーカーが64ポジション対応です。これをDolby社の業務用専用プロセッサーでレンダリングして再生します。
https://www.dolby.com/jp/ja/professional/cinema/products/cp850.html

家庭用AtmosはBDに収録するため、劇場用のままではデータサイズが大きすぎて収録不可能。
さらに大量のオブジェクト処理が可能な高性能プロセッサーを導入できないため、
使用可能なオブジェクト数を縮小しています。またスピーカーポジションも24.1.10chまで縮小
DTS:Xの場合は規格上30.2ch扱えますが、現時点では7.1.4chまでの制限が掛かっています。

そのためBDに収録する場合は、劇場用音源からオブジェクト数を減らしてミキシング作業をやり直します。
また劇場公開では5.1/7.1だった作品でも、BD/UHD BD用にAtmos/DTS:Xでリミックスする場合もあります。
0039名無しさん┃】【┃Dolby垢版2019/01/13(日) 02:30:43.81ID:5dGEBMK+0
■Dolby Atmos/DTS:Xを簡単に解説5
★トップスピーカーの位置とアンプの設定
家庭用Atmosが24.1.10ch対応といっても、現実的に設置出来るスピーカー数は限られますし、
オブジェクトをこれだけのchにレンダリングできるのは超ハイエンドのプロセッサーとなります。
http://www.stereosound.co.jp/news/article/2015/02/23/35935.html
https://www.phileweb.com/interview/article/201511/27/328.html

トップスピーカーは最大10ch設置可能ですが、通常のAVアンプでは最大6chで、2chしか設置できない場合もあります。
そこでトップスピーカーを減らした場合にどれを使えば立方体(半球状)を表現できるかが問題となります。
Dolby社が公表しているインストールガイドでは、スピーカー位置及びアンプの設定を以下のように推奨しています。
http://i.imgur.com/6M9fDnW.jpg
http://i.imgur.com/suPTB7u.jpg
http://i.imgur.com/zeBvks0.jpg

x.x.10(トップ10ch)の場合は、前後を5点で表現
(フロントハイト FH/トップフロント TF/トップミドル TM/トップリア TR/リアハイト RH)
x.x.6(トップ6ch)の場合は、前後を3点で表現(トップフロント/トップミドル/トップリア)
x.x.4(トップ4ch)の場合は、前後を2点で表現(トップフロント/トップリア)
x.x.2(トップ2ch)の場合は、前後を1点で表現(トップミドル)

フロアの7.1chで前後左右のサラウンド、トップスピーカーで上空の前後左右サラウンド
トップスピーカーとフロアの7.1chで上下のステレオを表現
http://i.imgur.com/OkekkaN.jpg

ソース音源のオブジェクトは、上方の前後自由に配置され移動もします。
よってトップスピーカーは極力半球状となるように設置します(DTS:Xも同じ考え)。

2点なら、中間点のTF/TR(前後等角度)に設置しそこでレンダリング出力。
1点なら、前後を均等にカバーできる中間位置のTMに設置しレンダリング出力としています。

FH/RHの場合、前面・後面壁となりスピーカーが物理的に頭上には無いため、
どちらか単独で出力すると音が上で鳴っていると感じ難い。
また最前・最後部以外は必ず前後2個のステレオ表現が必要だが、TF/TRなら真上以外は単独で出力可能。

1点の場合、Atmosではトップの信号をダウンミックスするらしく、どこに設定しても同じ音が出る
という報告があります。よってフロントハイトだと前方に全ての音が出力されてしまい、
中央や後方の上下が表現できない、さらに前面壁の上方からしか音を感じないのでリアル感が出ません。

もちろんこれらはベストパフォーマンスを発揮するための方法であり、実際は設置可能な条件から
ある程度パフォーマンスを妥協して、部屋に合ったポジションで設置することになります。
0040名無しさん┃】【┃Dolby垢版2019/01/13(日) 02:32:38.52ID:5dGEBMK+0
■Dolby Atmos/DTS:Xを簡単に解説6
★トップスピーカーに使用するスピーカー
旧来のDolby PLIIz、DTS Neo:X、Audyssey DSX、シネマDSPの7.1〜11.1chで使用していた
フロントハイトなどの場合は、主にサラウンドchから作成した残響音やアンビエントに使用していたので、
小型で音質も適当なスピーカーでも大丈夫でした。

しかしAtmos/DTS:Xは劇中の音そのものをオブジェクトとして扱い、エフェクトや効果音、環境音
だけではなくBGMや音声もあらゆる音をトップスピーカーに出力します、帯域制限もないので
20Hz〜20kHzのフル帯域の音です、衝撃音・爆発音などもトップスピーカーで出力します。

従って理想はフロントと同じスピーカーですが現実的ではないので、同シリーズのブックシェルフや埋め込みスピーカー、
現在サラウンド用に使ってる物と同じがベストです。しかし天吊りの場合、天吊り可能で重量も考えると
設置可能なスピーカーは限られてきます。なるべく音色や音質が近く低域も出るスピーカーが望ましいです。

まあ、実際のところ殆どの人は妥協して設置してますので、サイズや価格で選んでも構いません。
但し激安の小さなサラウンド用スピーカーを使うとパフォーマンスは確実に落ちます。

また、Dolbyのインストールガイドではトップフロント/トップミドル/トップリアは真下に向けるとなっていますが
これは分散角の広い(指向性が広い)スピーカーを使う前提なので、通常のスピーカーの場合ブラケットで角度調整し
視聴位置に向けて設置する事をおすすめします。

なおイネーブルドスピーカーはどうしても天井に設置できない場合は有効ですが、天井の形状や材質で
効果は変わるし、天井に設置した場合と同じような描写にはならないのであまり期待しない方がいいです。
可能な限り天井にトップスピーカーを設置することをおすすめします。

★現在Sur/SBが天吊り/壁掛けの場合
Atmos/DTS:XはZ軸(高さ)を表現するため、フロアの7chと天井の4chには物理的高低差が必要です。
7chは耳の高さを標準とし、Sur/SBはフロントの1.25倍まで、トップはフロントの2〜3倍の高さ推奨です。
よって、少なくとも高低差は30cm以上設けたいです。
https://www.youtube.com/watch?v=Qfq6ffgL_Go
トップを天井、Sur/SBを壁掛けの例
https://www.phileweb.com/news/photo/d-av/421/42117/ph2.jpg
https://www.phileweb.com/news/photo/d-av/421/42117/ph6.jpg
https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1115/139/026_o.jpg
https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1115/139/010_o.jpg
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