三重県の東員町議会議員の男が、テレビの視聴に必要なB−CASカードを不正に改変し、有料放送を見ていたとして逮捕されました。

 逮捕されたのは三重県東員町議の片松雅弘容疑者(52)で、去年2月ごろから1月までの間にテレビの視聴に必要なB−CASカードのICチップのデータを不正に改変し契約をせず有料放送を見ていた疑いが持たれています。

 去年8月、「不正なB−CASカードが出回っている」との匿名の情報提供があり警察が捜査していました。

 片松容疑者の自宅からは書き換えに使ったとみられるパソコンなどが押収され、調べに対し容疑を認めているということです。

 片松容疑者は東員町議を務める一方、家電販売店も経営していて警察は店で不正に改変したB−CASカードを販売していた可能性もあるとみて追及する方針です。