◆ドイツの地デジはHEVCに移行、HD40チャンネルへ
ドイツの公共・商業放送事業者は5月31日,DVB-T2方式による地上HD放送を全国18の都市圏で開始した。
6月10日からフランスで開催されるサッカーUEFA欧州選手権にタイミングを合わせた形だ。
当面は試験放送の扱いで,従来のDVB-T方式によるSD放送と並行して,
公共放送のARD第1テレビとZDF,商業放送のRTL,ProSieben,Sat.1,Voxの計6チャンネルをHD放送する。2017年3月29日に,
公共・商業放送合わせて約40のHDチャンネルからなる本放送を都市部で開始し,2019年半ばまでに全国で完全移行する。
動画圧縮規格にH.265/HEVCを採用したため,視聴者は受信機の買い替えが必要となる。
また商業放送は,本放送開始と同時に有料放送に移行する計画。

(ソース)http://www.nhk.or.jp/bunken/book/monthly/europe/201607.html

ドイツの地デジの新方式 
# 帯域幅8MHz、26.37Mbps (64QAM, FEC2/3)を、HD6チャンネルに分割。
# 映像圧縮 HEVC 平均2.6〜3.5Mbps、最大6Mbps
# 音声圧縮 E-AC-3かAAC

各チャンネル詳細 ⇒ http://i.imgur.com/ZNnciLl.jpg