●AV1(AOMedia Video 1)
 Amazon、Cisco、Google、Intel、Microsoft、Mozilla、Netflix等が中心となって立ち上げた
 Alliance for Open Mediaによって開発されたロイヤリティフリーのコーデック。
 VP10、Daala、Thorの技術を受け継いでいる。
 2018年3月末にリリースされたが、v1.0.0の仕様確定は2018年6月末にずれこんだ。
 HW再生支援のサポート等も含めた本格的な普及は2020年頃になる見込み。
 ネット配信を中心として広く普及することが期待されている。
 YoutubeやVimeo等が既に一部の動画をAV1でも提供し始めており、
 Chrome74/Firefox67で高速デコーダdav1dが採用されるなど、ブラウザの対応も進みつつある。

●VVC(Versatile Video Coding)
 H.265/HEVCの後継規格。2020年10月の標準化を目指して
 JVET(Joint Video Experts Team)で検討が進められている。
 また、H.265/HEVCのようなライセンス問題を繰り返さないため、
 MC-IF(Media Coding Industry Forum)という業界団体が立ち上がっている。
  http://www.mc-if.org/