1歳娘窒息死、母親が無罪主張「全て間違ってます」
[2018年11月6日10時38分]

京都府福知山市の自宅で2013年5月、当時1歳の娘を窒息死させたとして、
傷害致死の罪に問われた母親の無職長谷川亜由美被告(30)の裁判員裁判の
初公判が6日、京都地裁(柴山智裁判長)で開かれ、長谷川被告は
「全て間違っています。大切なわが子を死なせるようなことはしていません」
と起訴内容を否認し、無罪を主張した。

起訴状によると、13年5月16日未明ごろ、自宅で三女恋音ちゃんの口に
ウエットティッシュのようなものを詰め込んだまま、全身を毛布で包んだ上、
ほどけないようにヘアゴムで縛るなどし窒息死させたとしている。

府によると、恋音ちゃんは12年7月に硬膜下血腫のけがを負い、
福知山児童相談所が面談を続けていた。

府警は16年5月に殺人容疑で逮捕したが、京都地検は「殺意の認定には至らなかった」
として、同6月に傷害致死罪で起訴した。

https://www.nikkansports.com/general/news/201811060000266.html