人生が一見順調だった無敵な20代の頃は何の根拠もなく自分は親と同じように四人ぐらい産む育てるって思ってたし、子どもは自分のように多少放置でもちゃんと育つ!って感じで一人っ子はまったく選択肢になかった。
きっとその頃に産んでたら、一人っ子にする心境はわかんなかったはず。
けど30過ぎて根本的な認知の歪みや生きづらさ、自分のからっぽさ(単に親をトレースしてただけ)、長女の重圧や親への本心に気づいて、一人産むのすら悩み始め、よーやくギリ35で一人産んだ。

乳児期はあまりの赤ちゃんの可愛さに酔ってもう一人欲しいって思ったこともあるけど、2歳のいまは自我の芽生えと自分のイライラ制御でストレスフルで、キャパいっぱい。
自分の育ち方を肯定的に捉えられないから、育児もきつい。愛されて育った人って、ああ、私って愛されたんだなって実感しつつ充電できる感じだけど私は逆で、愛されない事実を思い出し消耗する。

20代の勢いで産んでればなんも悩まなかったんだろうけどな。