夫よ。私の50万を返してくれ。
本当はお前のためにつかいたくなかった。
お前を信じた私が馬鹿だった。
この前パンツを前後逆に履いて帰った時も
お前の事を私は責めなかった。
なぜだか分かるか。
私はもうお前を諦めたからだ。

借金はする、女遊びはする
ギャンブルはする、逆ギレする
お前のいいところが見当たらない。

私の親戚に嫌われていること
お前は知らないだろう。
父親にだけは今までの事を
何も言っていないが
母親も兄弟も全部知ってるぞー。

みんな嫌いだぞー。

お前と結婚した私が馬鹿だった。
あの頃は何も知らなすぎた。
ああ、こんな田舎でなければ
すぐに別れるのに。

最近のお前の態度はなんだ。
好きだとかお前しかいないとか
私はぜんぜんそんなの求めてない。
やましい気持ちがあるから
そんな事言うんだろう。
疑われているから
私を少しでも誤魔化そうと思って。
急にそんな事言うともっと怪しいぞ。

私はもう何も思わない。
お前が何をしようが私には関係ない。
もっと大きな事をやらかして
私を解放してくれよ。
借金、女関係以上のことって
何があるのかなあ…

もうすぐ夫が帰ってくる。
できれば顔も見たくない。
でも、何かネタがあるんじゃないかと
ちょっと楽しみにしている私がいる。

子どももいるのに
もう少し大人になってくれないかなー。
なんて、あなたには無理だよね。

ああ…憂鬱だ。
帰って来なければいいのに。