インフル予防接種による重篤な副反応
発生可能性(0.002%)
アナフィラキシーショック、高熱、急性散在性脳脊髄炎、ギランバレー症候群、肝機能障害、ぜんそく、けいれん、紫斑

これらの副反応疑い報告について、副反応検討部会において専門家による評価を行ったところ、
死亡とワクチン接種の直接の明確な因果関係があるとされた症例は認められませんでした。
また、死亡例のほとんどが、基礎疾患等がある御高齢の方でした。

乳幼児のインフエルエンザワクチンの有効性に関しては報告によって多少幅がありますが、
概ね20〜60%の発病防止効果があったと報告されています。
また、乳幼児の重症化予防に関する有効性を示唆する報告も散見されます。
(参考:Katayose et al. Vaccine. 2011 Feb 17;29(9):1844-9)