外務省が子供の権利条約を翻訳しているのは何故なのでしょう?
それは、国際条約は外交なので、外務省の所轄だからです。
国連子どもの権利委員会とのかかわりも、実は外務省の担当です。

しかし、日本語は国連の公用語ではないので、外務省訳は正文ではありません。
とはいえ、訳文にはそれなりの信憑性はあると考えてよいと思います。
強いて問題を言えば、条約9条1項の、親から子どもを引き剥がしてよい場合が、「例外」と明示的に訳されておらず、
「・・・限りでない」などと弱く訳されていることでしょうか。