PTA、これも最近、不要論が出てきた。不要を説く新刊が売れているそうだ。
一学年に6クラスから多い学校では、10クラスあった昭和期と違い、もとより児童は減少している。
ところが、昭和期と違い平成の専業お母さんは少ない。共働きで忙しく、役員などできるものではないという。
少子化=児童減少の今、親御さんが好きなスマホや安全メール等で、従来の活動は省力化できると言う話だ。
ところが、会長だの広報だの歴代役員がいるものだから、やめられない。
仕方なくいまだに、児童がわんさといた昭和期と同じ規模で続けている。
登下校の交通安全や給食の安全管理ができていれば十分だし、それなら会費も安く済むはずなのだ。
なのに、無駄な校外学習や課外活動をただでさえ、部活の活動時間の多さが問題化しているのに、
いまだに続けている。
先日愛知県市立小学校のその校外活動で、熱中症で小学一年生が死亡した取り返しのつかない痛ましい事故が起きたばかり。
これなど、やらなくてもいいものを続けているから起きた人災である。
連続猛暑は天災であるが、大事な数少ない児童・生徒が倒れたのは、
気象庁が連続猛暑警戒注意報を出しているにもかかわらず、
イベントを中止にせず行い、天候を誤って起きた人災だ。
天災と人災を混同してはならない。

ここまで言っても、教育委員会、教員、親御さん、まだPTAを続けたいのなら、
時間もカネも持て余して、早朝・昼となく夕方となくぞろぞろアウトロードに出てくる
世界一体力年齢の若い日本が誇る大勢の”一番元気な世代=高齢者”に任せてはいかがだろうか?
彼はどこでも大きな声で怒鳴るし、人生経験は豊かで実に頼りになるぞ!
自らが創り出した超高齢社会の救世主さながらの自己責任を全うしたまえ。