>落ちこぼれ・発達障害は例外なく人の話を聞かない

そうだろうか?
これも意外なことに、「落ちこぼれ」「発達障害」は「人の話を聞いている」もの……

出来ない子の特徴は、とにかく「大人に聞きたがる」ということ。
大人に聞く、あるいは大人にやってもらわないと、なにもできない。

ある程度の教育経験がある人なら、よく知ってる話。
校外授業などの引率をすると、「出来ない子」ほど、「次、どこいくの?」と聞きたがる。
文章で知らせてあるのに、それを見ようとしない。

ご家庭でも、そういう経験ありませんか?
「書いてある」ことを、いちいち聞いて来る。
「読めばわかる」ことを、いちいち聞いて来る。

知性が「会話の瞬間」にしか、働かない。
知識をストックしたり、それを解凍して利用したり、持ち歩いたりすることができない。

「コミュニケーション全能主義」が、学力を向上させないのも、これが理由なのです。

「わかりやすくおしえる」「すぐにおしえる」「声がけをする」ということが、不思議なことに、
子供をバカにしているのです。

あなたが、もしそれなりの大学に行っているなら、思い出してみてください。

「ちゃんと授業聞いてましたか? 意外とそうでもないのでは? 授業聞かなくても、教科書ガイドで80点とれたのでは?」