>>86
>>84です。
何歳から始めるのが良いかは正直お子様の性格や理解力によるので断言出来ないのですが、
4歳から始めた子と7歳から始めた子が9歳の時点で出来ることに差が出るかと言われると実は全く変わりないことが殆んどです。
幼児期に教えられることは限られており、まっすぐ並ぶ、振りを間違えずに曲をきちんと聴いて合わせて踊る、綺麗に踊ろうと努力する、
脚を揃えて立つ、スキップや垂直ジャンプを綺麗に跳ぶ、ボールならその場から動かずにつくので精一杯、リボンも回旋(腕を伸ばしてぐるぐる回す)といったこと程度で、
これらは4歳の子供には物凄く難しいことでも7歳の子供には大して難しくないことは何となくお分かり頂けるかと思います。
アクロバットに関して言えば前転、後転、ブリッジ+αくらいまでしかやらないはずなので、体操が盛んな幼稚園に通っていた子なら当たり前に出来ることだったりします。
柔軟に関しても正しい柔軟をするためには自分の身体を自分で引っ張れたり、不安定な体勢でも真っ直ぐに維持できる体幹と筋力が必要なので、
身体の一部には力を入れて身体の一部は緩める、どこの部分をどう伸ばさなければいけないか自分の身体を意識できる年齢(大体小学生〜)でないと全く効果はありません。
大きくなりすぎてもアクロバットや柔軟には抵抗感を示す子供が多いですが。

なので幼児から始めるのはまずは新体操に慣れ親しむ、同年代の何もやっていない子と比べてきちんとお話を聞ける、人前で踊る度胸をつける、といった“経験”としては有意義ですが
個人的には物凄く賢い子で5歳、普通の子なら6歳くらいからで充分だと思っています。
もっと大きい年齢から始めた子でも本人のやりたいという意思が強い分、復習や毎日の柔軟をしっかりやってくる子が多いので、
4歳からなんとなくずっとやっている同い年の子を一年経たずに抜き去るなんてことはしょっちゅうあります。