>>45
これは、「報告書」じゃなくて、国連が出したList of Issuesへの、日本政府からの回答書だ。
日本政府が作った文書だから、初めは日本語で作って、それを英訳し、ジュネーブの国連に提出したのだ。
だから、英語版が出来る前から、日本語版が存在した。国連が公開した英語版を、外務省が「和訳公開」したのではない。
つまり、本当ならば、国連がそのHPから英語版を公開したとき(11月28日)より前に、日本語版を外務省が公開することは可能だった。
ところが、それをいつまでも公開せず、国連のHPを見ないと回答が出ていることが解らない(しかも英語で書いてある)ようにして、
日本の一般市民にはアクセスしにくいようにしておいて、12月20日、この回答に関して市民団体が国連に代替報告書を提出する締切の
12月20日になって、外務省はようやく日本語版を公開した。いまから日本の市民団体がこの日本語版を読んで、「嘘をついている」
「答えをはぐらかしている」等の問題点に気づいても、もはやtoo late。代替報告書は出せない。
これでは、回答書に対する市民団体の反論を避けようとした外務省の工作だといわれても仕方がないだろう。役人の手許にあるものを、
わざと公開しなかったのだから。